今日の池上彰、特番について
はじめ
ウランについて
核分裂しにくい=ウラン238=中性子146コ
核分裂しやすい=ウラン235=中性子143コ
両方のウランも陽子92コ。ウラン「数字」の数字は中性子+陽子の数
自然界では0.7%の濃度、3〜4%にすると
福島第一原発で作っている燃料棒になる
さらに濃縮を続け90%を越えると原爆に
→核分裂をコントロールするか、しないかが原爆と原発の違い
このように、そもそも濃度が全く違うので、原発の燃料棒が溶けて
原爆のように爆発することはあり得ない。
ペレットは、最初は二酸化ウラン
その中にウラン235が3%入っている。
それがカチカチに焼き固められた酸化物。
燃料棒とは燃料集合体のこと
福島第一原発2号機だと、燃料棒60〜80本を束にした物を燃料集合体。
それが548個搭載
1本の燃料棒の中に、ペレットが370個ビッシリ入っている。
ペレットに入ってるウラン235が2つに分かれた内の
1つがセシウムだったりヨウ素だったり
1本のジルカロイという金属の管の中にペレットが閉じ込められてる
→今回は、ジルカロイという金属がどこかで一部破れている可能性がある
セラミックのペレット ジルコニウム合金の燃料棒
鋼鉄製の格納容器と圧力容器
1m以上のコンクリート壁 この五重の壁で原発は守られている。
ペレットが溶けるのが2800度くらい。
その周りがジルコニウム合金、ジルカロイという
中性子を吸収しにくい金属で。
これは1200度くらいにならないと溶けない。
原発の水は冷やすという意味と減速。
放射線を遮るという意味がある
チェルノブイリは代わりに黒鉛を使用。
減速は、核分裂を抑える役割
核分裂とは from http://p.tl/rM9m 大百科
原子核が中性子を吸収すると、核分裂が起こり中性子を放出する
この放出された中性子が原子核にぶつかると、また同様に核分裂が生じ・・・
といった連鎖反応が起こる。
この反応においては熱が生じるため、それをうまく利用すれば
エネルギーを手に入れることができる。
福島原発について
次々に核分裂する状態は止まったけれども
それまでに色々な放射性物質ができている。
それが次の別の物に変わっていく。
その時に出るエネルギーが放射線。
長い目で見れば、放射線を出し尽くすことで安定化する。
それまでの間、熱が出続ける
食品について
暫定規制値=平均的摂取量で「1年間」摂取し続けたとき、何か影響が出る値。
それの20分の1。 1年間摂取し続けるの?
使い方が判ってなかったんじゃないのか。
今少し超えたからと言って、過敏にするな 長いスパンでみろと言いたい
セシウムは、体の中から出ていってしまう。
100〜200日程度、30年内部被曝するわけではない
モニタリングポストは、前から設置されている
放射線の量をずーっと測定をしていて、今回数値が上がった。
要因の一つに機器の性能の向上もあり、昔は0だったものが現在では
図れたりする。→過敏
放射線について
単位
ベクレル 放射性物質が出す放射線量
シーベルト 人体に及ぼす影響度合い
グレイ 放射線が物質に吸収される量。
→グレイは放射線に対する生物の許容量って言えば良さそうだな
由来は皆、科学者の名前
放射線の種類
α線=紙で遮蔽。空気中 数cmのみ
体の外なら被曝の心配無 体内に入ると中で被曝。
β線=アルミニウムなどの薄い金属板で
ガンマ線(γ線)・エックス線(X線)=鉛や厚い鉄の板で可能
中性子線=水やコンクリート
空気中に放射性物質が漂っているが
政府の20〜30km圏内は屋内退避指示
でかなりの放射線を遮蔽できるということ
外出時にはコートなどを着用するように
部屋着と外出用着を分けるなども有効
20kmくらいならそんなに飛んで行かない
今回の事態の自体の収束とは
崩壊熱の除去、放射能を閉じ込める
そのための電源供給が出来た。
2chに良いまとめがあったので引用
松本准教授の言いたかったこと
・本当に怖い放射線は原発現場だけ。
・原発現場以外の放射線は恐れるに足らず。しかし、
今、我々は恐れてしまって、本当に大切なもの
(食べれるはずの水や食料など、諸々)を失おうとしてる。
・我々の遺伝子(DNA)は放射線に全く無抵抗なわけでなく、
先祖代々受け継がれる中で防御機構を獲得している。
原発現場以外の放射線はこの機構で十分対応できる。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1379.html
勝手な妄想
ヒマワリとか麻は、必要元素と成長の早さも相まって
高速で生物濃縮するらしい
だから出来上がったヒマワリは防護服着て回収する
レベル でも土壌は綺麗になる
http://www.google.com/webhp?hl=ja
言い訳っぽいもの
録画したデータを元に変更、追記します。
これは暫定のメモなので、余り気にしないように
放射能と放射線の関係。
スリーマイル島の事故、チェルノブイリは省略しています
現在はやる気が出ませんが、もしかしたら日記を分けて書くかもしれません。
この番組の感想は後日書きます
技術的な話は文系なので、当方は責任は一切負いません
一部私の言葉に置き換えているので、ニュアンスが違うかもしれません