言論統制への第一歩?

私的違法ダウンロードの刑罰化が成立した
完全な出来レースで成立したけど、悪法もまた法なり…。


そういえば、プロテクトの掛かったリッピングも違法となった
所有権の侵害じゃないのか?という気がしないでもないがそれは置いておこう


これ、実はYoutubeの動画を見るだけで違法DL扱いになる可能性があったりして
俺違法DLなんてしてねーから良いやーなんて一枚岩な話じゃなかったりする


条文が曖昧すぎるというのもあるけれども、もう一つの可能性が秘めている法だったりする
言論統制の可能性だ


PCを普通に使っている人間なら誰でも逮捕出来てしまう可能性がある
ストリーミングでYoutubeを再生したとしよう
再生しただけでダウンロードされるから警察はめぼしいやつを見せしめに逮捕する可能性は十分ある
※この条文が曖昧模糊な為


CDが売れないのは違法ダウンロードのせいだ!と
JASRACやら日本レコード協会が踏んだからだろう


しかし考えてみて欲しい
今一番売れているAKBは握手券をCDに入れて販売している
そして、握手券が抜かれたCDはヤフーオークションなどで捨て値で売られている現状を
今のCDの価値はアイドルグッズ程度の価値なのだ


音楽好きは逆にYoutubeで世界に発信し
iTunesや寄付などで本当に好きな人から収益を上げるというスタイルだ
CD売り上げの減少は時代と逆行した商業音楽販売スタイルの終焉であると言っても過言では無い

日本レコード協会、「私的違法ダウンロード刑罰化」法案成立に歓迎コメント


 一般社団法人日本レコード協会は20日、私的違法ダウンロードの罰則化を含む著作権法の改正案が
可決・成立したことを歓迎するコメントを発表した。


改正著作権法では、「違法に配信されているものであることを知りながら
有償の音楽・映像を私的使用目的で複製する行為」(私的違法ダウンロード)に対して
懲役2年以下もしくは200万円以下の罰金または併科の罰則が設けられた。


日本レコード協会では、2010年の調査では43.6億ファイルもの音楽や映像が動画共有サイト
P2Pファイル共有ソフトなどを介して不正にダウンロードされていると推定されており
このような実態が音楽創造のサイクルに重大な影響を及ぼしているため、他の音楽関係団体とともに
今回の法改正の必要性を訴えてきたと説明。


今回の著作権法改正案が可決・成立したことを歓迎するとともに、10月1日の改正法施行に向けて
改正の趣旨を十分に周知するための広報活動などに積極的に取り組んでいくとしている。


合わせて、日本レコード協会会長の北川直樹氏のコメントも発表した。コメントは以下の通り。
このたび、「私的違法ダウンロード」への罰則の導入を含む著作権法の一部を改正する法律案が可決
成立し、今年10月1日から施行されることとなりました。これもひとえに、関係各位のご理解とご支援の賜物と感謝申し上げます。
今後は、改正法の趣旨を広く皆様にご理解いただくための広報活動を積極的に行うとともに
ユーザーに対するよりよいサービスの提供に一層努めて参ります。今回の法改正によりインターネット上で蔓延する
著作権侵害行為が減少し、健全なインターネット社会が実現することを期待するとともに
新たな音楽・映像の創作活動に一層努めて参る所存です。


http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120620_541384.html