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iPhone商戦、軍配はau ドコモは苦戦続く

 

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携帯電話大手3社の2015年3月期決算が12日、出そろった。国内携帯事業は昨秋、3社がそろって米アップルの「iPhone6」を投入して商戦を展開したが、NTTドコモソフトバンクは客単価の落ち込みを止められなかった。

 KDDI(au)は、iPhone商戦を好業績につなげた。12日発表の3月期決算は、売上高が前年より5・5%増の4兆5731億円、営業利益が11・8%増の7412億円と4年連続の増収増益を果たした。

 3月末の契約数は4347万件で前年比7・2%増。「ガラケー」よりもデータ通信料で稼げるスマートフォンの契約を効果的に上積みし、通期の客単価は月額4550円。3社で唯一、前年よりも伸ばした。

 一方、ドコモは苦戦が続いている。一昨年の秋からライバル2社を追って人気の高いiPhoneの取り扱いを始め、「6商戦」にも満を持してのぞんだ。結果、他社への乗り換えによる契約数の純減は約38万件になり、前年の約123万件から大きく改善させた。

 3月末の契約数は6659万件で前年より5%強増えたが、このなかには他社に回線を貸す「格安スマホ」の契約も含まれる。昨年6月、他社に先駆け導入した通話料金の定額制も、以前から通話の多い利用者が多く流れ込んで客単価を落ち込ませた。売上高は前年比1・7%減の4兆3833億円、営業利益は22%減の6390億円で、昨年に続き減収減益になった。

 積極的な企業買収で全体の売上高が8兆円を超えたソフトバンク。国内携帯事業は、売上高が前年より1・3%増の2兆2692億円だった。販売代理店への奨励金の支出を抑えるなどして利益も増やし、契約数も前年より上積みした。ただ、通信料金の安い「デジタルフォトフレーム」なども多く含まれ、客単価は低下傾向が続いている。

 iPhoneの販売が横並びになり、取り扱い機種や料金プランに大きな差がないため、シェアの変動は起きづらくなっている。好調を維持しているKDDI田中孝司社長でさえ、国内市場については「少しずつ小さくなっている。先行きは不透明だ」と語る。

 今後は大手よりも利用料が安い「格安スマホ」との競合も増えていきそうだ。ドコモは、16年3月期の営業利益を前年より6・4%多い6800億円と見込むが、売り上げ増より設備投資の抑制といった経費削減が頼みの綱になっている。(真海喬生)

 

digital.asahi.com

 

> 3月末の契約数は4347万件で前年比7・2%増。「ガラケー」よりもデータ通信料で稼げ>るスマートフォンの契約を効果的に上積みし、通期の客単価は月額4550円。3社で唯

>一、前年よりも伸ばした。

 

MVNOが普及したから実質的にもっと単価下がってるだろうな

KDDI系でもマイネオとかUQmobileとかあるし…。

 

KDDI、料金プランを大幅改訂……「ダブル定額」「年割」など新規受付を終了

 KDDI沖縄セルラーは30日、料金プラン・サービスの改廃を行うことを発表した。2015年7月から順次、新規受付や提供を終了する。電話カケ放題+データ定額を組み合わせた「カケホとデジラ」などへの集約を進める。

 料金プランでは、WINシングル定額をはじめ、auケータイ/3Gスマートフォン向けのシンプルコース用プラン(プランLLシンプル、プランLシンプル、プランMシンプル、プランF(IS) シンプル、プランWシンプル、デイタイムLシンプル、デイタイムSシンプル)、フルサポートコース用プラン(プランLL、プランL、プランM、プランS、プランSS、プランF(IS)、プランW、プランE、デイタイムL、デイタイムS)の受付を9月で停止。4G LTEスマートフォン/4G LTEケータイ向けの電話カケ放題プラン (CP)も9月1日で停止する。

 基本使用料割引サービスでは、年割、WINシングルセット割、グループディスカウントを8月24日で新規受付を停止する。なおこれらの料金プラン・サービスを利用中の場合、新規受付終了後も引き続き利用可能。

 また、Web de請求書割引、au電話番号案内を終了。料金安心サービス (一回停止コース) は9月1日より「段階停止コース」へ統合する。

 

KDDI、料金プランを大幅改訂……「ダブル定額」「年割」など新規受付を終了 | RBB TODAY